欠陥住宅を見抜くための大事なポイント

 

欠陥住宅。恐ろしい響き。せっかくのマイホームを台無しにする欠陥には最大限の注意を払いたいものです。持つべきものは知識です。実際に、「この家は大丈夫なのかな?」と思った時にチェックできる、あらゆるポイントを把握しておきましょう。知っておけば知っておくだけ、欠陥住宅の被害を避けることができます。不動産への投資を検討する時にも…憧れのマイホームを選ぶ時にも…さらに今自分の住んでいる家の質を確認する時にも、ここにある知識は役に立つはずです。

 

ピンポン球で傾きをチェック

 

まずは、基本中の基本から。基本といっても侮ってはいけません。むしろ、基本だからとっても大事なのです。内見をする際には、必ずピンポン球やビー玉を持参するようにしましょう。これを床の上に置いて、転がるかどうかをチェックします。傾きは、あらゆる住宅に見られる、典型的な欠陥です。これに引っかかるようでは、問答無用と言ってもいいくらいの項目でしょう。ですので、まずは、家が傾いていないかどうかチェックする習慣をつけてください。ピンポン球やビー玉をおもむろに取り出して、不動産屋さんの前で置いてみる…なんて実際には、そう簡単にできることではありません。なんだか、「私、すごい疑っています」と言わんばかりの行動。そこで、そんな時におすすめなのが、ドアを使う作戦です。ドアを完全に開いても閉まってもいない中間の位置で止めてみてください。そこから動いたら、傾きがあります。ドアを何気なく触るだけでできる技なので、変な印象を与えてしまうこともありません。家にすでに、傾きを計測するための装置が付いているようなもの。非常にありがたいですね。

 

建物の歪みにも要注意

 

傾きと並んで厄介なのが建物の歪みです。きっちりと正しく、垂直に建物が建っているのか。この点をチェックするようにしてください。確認する方法として、糸と重りを使いましょう。ある程度の重さがあるものなら何でも構いません。それを糸に繋いで、壁のどこか(例えば、背丈)に固定すれば…糸の垂れる方向で、家が垂直であるかどうかわかります。さらに歪みをチェックする方法として、窓を使うこともできます。歪んだ家では、往往にして、窓の動きが悪くなるものです。なるべく、全ての部屋の窓を開け閉めしてみてください。これならば、特に面倒な準備はいりません。何気なく、窓を開けたり閉めたり…そんな行為は全く怪しくありませんので、非常に便利な技です。さらに、コップに水を入れて、床などに置いてみるのもおすすめです。耐震性に問題があると、水の揺れがつぶさに観察されます。

 

断熱材が機能しているかどうかチェック

 

断熱材がまともに機能しているかどうか。そんなことをチェックする方法が…?あります。決して壁を破って、中身をじっくり見てみる必要などありません。準備もかなり簡単なもので済みます。用意するものはロウソクとマッチだけで十分です。電気のスイッチカバーを取り外して、そのすぐ前に、火のついたロウソクをあてがってみてください。もし、これでロウソクの炎が揺れたら、欠陥住宅を疑いましょう。というのも、しっかりと断熱材が設置されていれば、妙な隙間はないはずです。もし隙間があれば、隙間風が吹き、火が触れるということです。もちろん隙間があれば、断熱材の意味がないので、これは大きな問題です。考えてみてください。冬でも、体が芯から冷えてしまい、これを防ぐために暖房を一日中付けっ放しにして…。健康面に大きな問題を引き起こしますし、暖房を使えば金銭的にも大きな痛手となります。さらに、物件の中を歩く時にも、足に神経を集中させてください。凹みや軋みなどはありませんか?これを把握するために、できるだけ、隅から隅まで歩いてみることをおすすめします。歩くだけで疑われることはありません。色々と興味関心のあるふりをして、全ての部屋の全ての床を足で感じてみてください。

 

壁紙の黒ずみや剥がれは?

 

壁紙のチェックも忘れず。クロスの張り替えは正しく行われていますか?そもそも、張り替えは行われているでしょうか?注意すべきは、端っこの方です。端の方から剥がれが見えてくるものです。隙間はありませんか?シミは?クロスの張り替えを行うことになるだけで膨大なお金がかかります。今回ご紹介した基本的なチェック項目は是非とも、頭の片隅に置いておいて頂きたいものです。